映画公論

一切の忖度なしに映画批評

インファナル・アフェア(2002年 香港)

f:id:noconsider:20211217164134j:image

58点。

 

主演はトニー・レオンアンディ・ラウ

香港の大スター同士の共演。

女医役でケリー・チャンも出てます。

 

警察学校の同期だった2人。

トニー・レオンは警察からマフィアに潜入して捜査にあたり、アンディ・ラウは優秀さゆえボスから警察に送り込まれたという設定。

 

大規模な麻薬取引現場での逮捕が失敗に終わり、マフィアと警察それぞれ内通者がいることを悟り犯人探しに。

走り書きの文字からアンディ・ラウが内通者だと知ったトニー・レオンですが、自らの警察官としての地位を抹消された上、アンディ・ラウの部下(この部下もマフィアから潜入)に殺されてしまいます。

 

最後はトニー・レオンの墓前で敬礼するアンディ・ラウ

 

んーとね、この作品は続編が2本出てるんですが重たくて長いんですよね。

本作だけで終わっていれば観た人に考えさせることができる深みのある作品だったんだろうけど、営利に走り2本も続編を出したことが大幅減点。

 

アジアで興行収入が大成功だったためハリウッドがリメイク権を買いましたが、スパっと1本で終えなさいよ。

 

あとね、話が複雑でしっかり観てないと話が入ってきません。

間違っても泥酔時の鑑賞は勧めません。

 

上述の点からマイナス50点。

一方、香港四天王は相変わらずカッコよく、演技も渋い。プラス3点。

そして何よりケリー・チャンの美貌。プラス5点。